防蟻とは、シロアリの被害から防ぐこと。
住宅を建てる場合の具体的な防蟻処理には、主なものに薬剤散布、土壌処理などがある。薬剤散布とは、柱や土台、根太など、地面から約1メートル程度の高さまで防腐・防蟻性のある薬剤を散布する方法。ただし、こうした防蟻処理をしても、約5年から10年ほどで効果がうすれていくので、建築後も定期的に調査をしたり、さらに、薬剤散布をしたりする必要がある。地面の土壌を防蟻処理剤で処理する方法もあるが、薬剤による土壌処理は井戸水に影響を及ぼすこともあるので、注意が必要である。防蟻剤のひとつで、毒性が高いといわれるクロルピリホスは、2002年の建築基準法改正によって、使用できなくなった。ヒバ油や木酢液など、自然のものを利用した薬剤を使うこともある。そのほか、ベタ基礎を採用したり、防湿シートを床下に敷くなどの防蟻措置をするケースもある。ふだんの心がけとしては、床下を常にきれいにし、床下の通風をよくすること。クモの巣で換気口がふさがれたり、換気口付近にものを置いたまま放置しないなど、風通しを妨げないようにするのも大切。

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